ファッション

再上陸したアメリカンラグシーの直営店が原宿キャットストリートにオープン

 アメリカンラグシー(AMERICAN RAG CIE)の直営店が4月17日、東京・神宮前キャットストリートにオープンする。4層構造の一軒家を改装した売り場面積は約131平方メートル。伊藤忠商事がマスターライセンシーで、サブライセンシーとして店舗運営とオリジナル品生産はカリテスが行い、2021〜22年度中に3〜5店舗の出店を計画する。ECはすでに開設している自社ECとZOZOへの出店に加え、今後RAKUTEN FASHION への出店を予定する。
 
 アメリカンラグシーは、マーク・ワーツ(Mark Werts)創業者兼CEOが1984年に創業し、85年にラ・ブレラ通りにストアをオープンしたロサンゼルス発のライフスタイルストア。96年にサザビーリーグが80%出資して本国と合弁会社を設立し多店舗展開していたが、2008年をピークに売り上げが伸び悩み18年春夏シーズンをもって事業を終了していた。再上陸は19年9月。伊藤忠商事がワーツCEO率いる米インダストリーワーツ社とマスターライセンシーを、コロネットがサブライセンシー契約を締結し、同年10月からEC先行で事業を行っていた。しかし、サブライセンシーに関しては20年5月、OEM・ODM生産や店舗・ECの運営を手掛けるカリテスが締結していた。

 キャットストリート店は90年代に人気を博した「ビューティビースト(BEAUTY:BEAST)」がかつてアトリエを構えていた洋館で、その後、テナントがさまざま入れ替わり直近はIT企業が事務所として利用していた場所。内装は“リサイクル”“サステナブル”“エコフレンドリー”をコンセプトに空間やその場にあったというビリヤード台などを生かしたアットホームな雰囲気。バスルームや小部屋をそのままフィッティングルームに用いた。建材や什器には古材や衣類を粉砕したリサイクルボード「パネコ(PANECO)」など環境配慮型素材を採用。一階にはコーヒースタンドを併設し、フェアトレードのオーガニックコーヒーを250円で提供し、気軽に立ち寄れる雰囲気を演出した。今後は、店内でのライブイベントやポップアップスペースの貸し出しも行う。

 商品は仕入れ品が3割、オリジナル品が7割程度で、アメリカのビンテージ古着もそろえる。商品の平均価格は春夏シーズンが1万2000~1万3000円。仕入れ品とオリジナル品、古着のカジュアルなミックススタイルを提案する。

 ワーツCEOは東京に直営店を開く狙いを「アメリカンラグ シーは日本を愛している。日本のカルチャー、食、人々、ビューティはアメリカンラグ シーのDNAの一部だ。私たちは変わり続けてきた。21年はアメリカ・ロサンゼルスでポストコロナのファッションシーンをリードしていく。これを日本でも体現していくため、今回東京で出店した。アメリカ本国同様に、エンターテインメント、楽しさ、ソーシャルな交流、提案手法、カルチャー、商品構成を取り入れている。われわれはフェアであること、マーケットに適した商品・価格であること、素晴らしい接客を行うことを実直に体現していく」とコメントを発表した。

■アメリカンラグシー キャットストリート店
オープン日:4月17日
住所:東京都渋⾕区神宮前6-15-2
営業時間:11:30~20:30(不定休)
電話番号:050-3138-2222

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