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「ザボディショップ」が東海道新幹線の車両アルミをリサイクルした新店舗をオープン

 イギリス発の自然派化粧品ブランド「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は4月9日、サステナブルな新コンセプトショップ「アクティビストワークショップ」を名古屋のタカシマヤ ゲートタワーモール内にオープンする。その後4月27日に大分県にアミュプラザおおいた、4月28に福岡県にアミュプラザ小倉にもオープンする。

 新コンセプトショップは、引退した東海道新幹線車両の再生アルミを店舗内装に使用。JR東海の新幹線再生アルミを店舗内装用建材として使用するのは、JR東海グループ以外で初めてだ。再生アルミはレジカウンターやウィンドーフレーム、ハンドクリームコーナーの背面、バックカウンター背面壁などに用いる。また、FSC認証を得た木材や環境負荷の少ない素材を使った美濃焼のタイル“ミノアール”も内装に活用する。

 さらに、国内初の新レフィルステーションを設置する。専用のアルミボトル(300gサイズ、500円)とポンプ(150円)を購入すると、人気のボディーシャンプー4種(モリンガ、ブリティッシュローズ、ストロベリー、アーモンドミルク&ハニー、各税込1320円)とハンドソープ2種(ティーツリー、シア、各税込1320円)の計6種から、レフィルが選べるようになっている。他国でも導入し、21年には世界で約400店舗、22年にはさらに約400店舗に展開する予定だ。

 「ザボディショップ」は「より美しい公正な社会のために立ち向かう」という目的のもと、これまでエシカルでサステナブルな製品開発、化粧品の動物実験反対、コミュニティフェアトレードなど、多くの社会活動を行ってきた。2019年には社会的・環境的パフォーマンス、透明性や説明責任などの厳しい基準を満たす企業に与えられる、Bコーポレーション認証を取得した。新コンセプト「アクティビストワークショップ」は19年にイギリスのボンドストリートのフラッグシップストアで誕生し、世界約3000店舗中、現在17店舗で展開している(2020年12月末時点)。

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