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YKKファスニングアワード、グランプリは名古屋モード学園の太田三稜さんと上田安子服飾専門学校の佐竹剛さん

 YKKはこのほど、学生を対象としたファッションデザインコンテスト「YKKファスニングアワード」の受賞者を発表した。アパレル部門のグランプリは名古屋モード学園の太田三稜(みくり)さん、ファッショングッズ部門のグランプリは上田安子服飾専門学校の佐竹剛さんが受賞した。グランプリ受賞者には賞金100万円と副賞のYKKファスニング製品5万円相当、20回目の記念賞としてJUKI製の職業用ミシンとアーバンリサーチ店舗での作品展示が授与される。

 アパレル部門グランプリの太田さんは、「パーツごとに樹脂バックルを用いて留める箇所と留めない箇所の間で生まれる“遊び”で、バックルの新しい価値を提案した」という。審査員からは「間から生まれる遊びを生かした作者の感性の高さと完成度の高さを評価した。日本文化の間から生まれる美しさにも重なった」とコメントしている。

 ファッショングッズ部門グランプリの佐竹さんは、「アウトドアのテクニカルな機能と命を守る機能を日常でも使えるよう、ファッション性を含めたデザインにした」という。審査員からは「今の時代にフィットしており、コロナ禍でも才能に溢れ、前向きなクリエイティビティーにとても将来性を感じた」とコメントしている。

 「YKKファスニングアワード」は学生向けのコンテストとしては日本最大級のコンテストで、今年で20回目。全国から5865点の応募があった。YKKファスニングアワードの歴代受賞者には「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」の丸龍文人(第3回優秀賞)デザイナーらがいる。審査員はアーティストの舘鼻則孝、「ソマルタ」の廣川玉枝、デザイナー/モデリストの坂口英明、デザイナーの藤田恭一、アーバンリサーチの村手謙介「バイヤーズセレクト」ブランドディレクター、大谷裕明YKK社長が務めた。

■第20回「YKKファスニングアワード」受賞者
アパレル部門
グランプリ:太田三稜(おおた・みくり、名古屋モード学園)
優秀賞:佐々木千枝(ささき・ちえ、ドレスメーカー学院)
審査員特別賞:川部竜雅(かわべ・りゅうが、文化服装学院)
YKK特別賞:金田名央(かねだ・なお、ドレスメーカー学院)

ファッショングッズ部門
グランプリ:佐竹剛(さたけ・ごう、上田安子服飾専門学校)
優秀賞:KIM HYUN SOO(きむ・ひょんす、文化服装学院)
審査員特別賞:鎌田将(かまた・しょう、ファッション文化専門学校DOREME)
YKK特別賞:根岸渓介(ねぎし・けいすけ、文化ファッション大学院大学)

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