ファッション

マリー・アントワネットの右靴が競売に 約540万円で落札

 仏競売会社オズナ(OSENAT)が11月15日に開催したオークションに、ルイ16世(Louis XVI)の王妃だったマリー・アントワネット(Marie Antoinette)の右靴が出品され、4万3750ユーロ(約538万円)で落札された。

 靴は白いシルクとヤギ革で作られており、4つのリボン飾りが付いている。サイズは約22.5cm。グレーのエナメルで覆われたヒールの高さはおよそ4.5cmで、「マリー・アントワネットの靴をM. ド・ボイジーに贈る(Soulier de Marie-Antoinette donne a M. de Voisey)」と書かれている。

 この靴は、マリー・アントワネットの侍女の友人だったマリー・エミリー・ド・ラ・シャペル(Marie Emilie de La Chapelle)の一族に代々受け継がれてきたものだという。予想落札価格は8000~1万ユーロ(約98万~123万円)だったが、世界中のコレクターから強い関心を集め、それを大幅に超える価格で落札された。なお5月に開催された同様のオークションには、マリー・アントワネットがコンシェルジュリー(フランス革命時に政治犯が収容されていた牢獄)に投獄された際に使用した木製のトランクが出品され、やはり4万3750ユーロで落札されている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。