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ダイドーリミテッドがブルックス ブラザーズ ジャパンを連結子会社化

 ダイドーリミテッド(東京都、鍋割宰社長)は持分法適用関連会社であるブルックス ブラザーズ ジャパンについて、米ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)が保有する株式の追加取得を決定した。出資比率を40%から80.5%として連結子会社化する。取得金額や取得相手概要等については確定次第周知するという。

 1979年に設立されたブルックス ブラザーズ ジャパンは米ブルックス ブラザーズ60%、ダイドーリミテッド40%の出資比率で運営されてきた。ダイドーリミテッドは株式追加取得の理由として、日本における「ブルックス ブラザーズ」のさらなるブランド価値向上、ブルックス ブラザーズ ジャパンの安定的運営などを挙げている。

 ブルックス ブラザーズ ジャパンの2020年7月期の売上高は106億円、純損益は2億6400万円の赤字だった。

 米ブルックス ブラザーズは7月に日本の民事再生法にあたるチャプター11を申請。8月には米アパレルのスパーク・グループが買収し、新体制での再建を進めている。

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