ファッション

人気漫画「日に流れて橋に行く」が誠品生活日本橋をジャック! 明治末期の百貨店「三つ星呉服店」が舞台

 カルチャー体験型店舗、誠品生活日本橋(コレド室町テラス2階)は、明治末期の東京・日本橋を舞台に、老舗呉服店「三つ星」が百貨店へと変遷していく様を描いた漫画「日に流れて橋に行く」(日高ショーコ著、集英社「クッキー」連載中)の大規模企画展を開催中だ。同店フロア(約2870平方メートル)全体に複製原画を展示し、コミック、関連書籍、藍染のマスクなどオリジナルグッズを紹介し販売している。企画展は9月11日までを予定する。

 「日に流れて橋に行く」は、老舗呉服店「三つ星」の三男・虎三郎が3年ぶりに英国から帰国し、新しい「三つ星」を作ろうと英国で出会った鷹頭や初の女性店員でファッションオタクの時子たちと奮闘する物語。当時の着物や服飾雑貨、洋装についてなどの細かな描写は、ファッション好きだけでなくファッション業界人にも響く内容だ。

 会場は、複製原画のほか、誠品生活のロゴマーク入りの藍染暖簾や「三つ星呉服店」の家紋を入れた暖簾、著者の日高ショーコ氏が同企画のために描き下ろしたイラストパネル、さらには初公開となる「日に流れて橋に行く」の参考文献とコメントを展示している。

 オリジナルグッズは、マスク(2000円)、手拭い小(3000円)、手拭い中(6000円)、手拭い大(1万円)の4型。物語の中で描かれている新聞小説に出てくる藍染や反物、手拭いなどから着想し、今の時代に合わせた「三つ星呉服店」の藍染の一反の反物で制作。藍師・染師のBUAISOUが藍染を、ナカニが生地の手配と縫製を、現代装飾家の京森康平氏がデザインを担当した。

 期間中に「日に流れて橋に行く」1〜4巻やオリジナルグッズなど対象商品を5000円以上の購入で、描き下ろしイラスト使用のしおりを、1万円以上の購入で同オリジナルペーパーをプレゼント(なくなり次第終了)する。

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