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「ナイキ」の“ISPA”新作は既存モデルのデザインを大胆融合 残糸を再利用したスニーカーも

 「ナイキ(NIKE)」は7月10日に、人工的な環境における機能性と実用性を追求する“ISPA”プロジェクトの新作コレクションを発売する。

 2018年にスタートした同プロジェクトは、“Improvise(即興的工夫)”“Scavenge(徹底的な素材の活用)”“Protect(守る)”“Adapt(応用する)”の4つのキーワードを軸に、既存アイテムの要素を掛け合わせた実験的なデザインで「ナイキ」が“シティアスリート”と呼ぶ都市生活者に向けたアイテムを提案する。

 今回登場する新作スニーカーの一つ、“ズーム ロード ウォリアー”(5万5000円、税込)のかかと部分は、高い反発力を備えた“ショックス”の初期の試作品に着想を得たデザインになっている。さらにフルマラソン2時間切りのために開発された“エア ズーム アルファフライ ネクスト%”などの新旧モデルの要素も取り入れ、推進力を生み出す「ズーム エア」を二重にしているのも特徴だ。アッパーはトレーニングシューズとアウトドア向けのデザインを掛け合わせ、通気性に優れたニット素材で快適さにこだわっている。

 また“ISPA”プロジェクトは「ナイキ」が注力するサステナビリティとも親和性が高い。それを体現するのが、廃棄素材を再利用した“オーバーリアクト フライニット”(2万1450円、同)と“ドリフター(2万4200円、同)”だ。“オーバーリアクト フライニット”はアッパー部分にほかのシューズで使った残糸を再利用。さらに足袋のような形状の“ドリフター”では、フォームの材料に“ズームX フォーム”を砕いて再利用した。

 発売に先駆けてメディア関係者向けにオンライン上で行われた新作発表会で、担当者は「“ISPA”ブロジェクトでは今後さらにサステナビリティに焦点を当て、廃棄材を利用する“Scavenge”のコンセプトを強化していく。現在の地球環境を考えながら、未来のためのモノ作りに取り組んでいきたい」とコメントした。

 同コレクションはほかにもシューズ2型と、インフレートジャケットなどのアパレルをそろえる。公式ECサイトのほか、青山のナイキラボ MA5、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などで取り扱う。

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