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ミネアポリス黒人暴行死を受け音楽業界がスタートした「#BlackOutTuesday」ムーブメントに賛同の声広がる

 米ミネソタ州ミネアポリスで5月25日、黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)氏が白人の警察官に首を押さえつけられて死亡した事件を受け、音楽業界が抗議運動「#BlackOutTuesday」への参加を呼びかけた。

 この運動の発起人はアトランティック・レコード(ATLANTIC RECORDS)のジャミラ・トマス(Jamila Thomas)=マーケティング部門シニア・マネジャーとロンドンのエンターテイメント企業、プラトゥーン(PLATOON)のブリアナ・アギェマン(Brianna Agyemang)=シニア・アーティスト・キャンペーン・マネジャーで、人種差別と警察による暴力への関心を高めることを目的に、6月2日火曜日の営業を止めることを音楽業界を中心に促したもの。「#TheShowMustBePaused」というハッシュタグとともにSNSで賛同の声が広がっている。

 「#TheShowMustBePaused」の特設サイトには「音楽業界は数10億ドル規模のビジネスだが、主にブラックアートによって利益を得てきた。われわれの使命は、ブラックコミュニティーの努力や闘い、成功の恩恵を受ける企業とそのパートナーを含む業界全体に責任を持つこと。そのためブラックコミュニティーを擁護し、サポートすることがわれわれの義務だ。これはたった24時間のイニシアチブではない。われわれは長きにわたって戦い続けるだろう」という声明文がある。

 この呼びかけに対し、賛同の意志は音楽業界を超え、多くの企業や個人に広がっている。スポティファイ(SPOTIFY)は、今日のプレイリストとポッドキャストにフロイド氏が白人警察官に首を押さえつけられていた8分46秒間と同じ時間だけ無音のポーズを入れた。また黒い背景の画像とともに「#BlackOutTuesday」をつけた投稿は広く支持され、2日20時時点での同ハッシュタグ件数は400万件を超えた。

 ファッション業界では、「サカイ(SACAI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ジャックムス(JACQUEMUS)」「アンブッシュ(AMBUSH)」、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)「グッチ(GUCCI)」クリエイティブ・ディレクターらが「#BlackOutTuesday」に賛同し、黒い背景の画像を各SNSアカウントに投稿している。

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