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ジョンソン・エンド・ジョンソンがタルク入りのベビーパウダーの販売を北米で中止

 ジョンソン・エンド・ジョンソン(JOHNSON & JOHNSON)はアメリカとカナダでベビーパウダーの販売を中止する。同社のベビーパウダーはタルクを配合し、これまで多くの訴訟が起きている。訴訟の多くはガン患者によるもので、使用しているタルクにアスベストが含まれ、それが卵巣ガンの原因になっていると訴えている。

 同社は5月19日、新型コロナウイルスの感染拡大によりニーズが高まっている製品を優先すべく、販売中止に至ったと発表。これにより問題となっているタルクベースのベビーパウダーをはじめ、約100品が販売中止となる。また、同ベビーパウダーは「消費者の変化」や「製品の安全性にまつわる誤報と相次ぐ訴訟」により近年売り上げが落ちていたと明かした。なお、同ベビーパウダーは同社のアメリカにおけるコンシューマーヘルス事業の売り上げの0.5%ほどを占めていたという。

 同社のベビーパウダーにまつわる騒動は数々の訴訟以外にも起きてきた。昨年はアメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)がとあるECサイトで購入された同社のベビーパウダーのボトルにアスベストを発見。それにより10月に3万3000個を回収したが、同社は同じバッチで生産ラインで製品をテストしたところ、アスベストは発見されなかったと主張。

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