フォーカス

インテリア雑貨を扱う「スタジオ・ザ・ブルー・ボーイ」からお香が登場 アートディレクターの正田啓介の思い

 ラグやインテリアを扱う「スタジオ・ザ・ブルー・ボーイ(STUDIO THE BLUE BOY以下、ブルー・ボーイ)」は5月18日、初のお香をオンラインで発売する。香りは大地の強さを感じるパチュリをベースにした“アース トーンズ”と“根木白檀をベースにした甘く凛とした香りが夕陽を感じさせる“ゴールデン アワー”の2種類で、価格は30gが2900円、60gが3900円。当初は7月に発売予定だったが、外出自粛中の“おうち時間を充実させる”というコンセプトで前倒しで発売することになった。

 同ブランドのアートディレクションを手掛ける正田啓介は、「ブランドを始める前から毎日お香をたく習慣があり、お香を作ってみたいと思っていた」という。「ブルー・ボーイ」では日本国内の職人とともに製作したラグやセラミックを販売しているが、「ラグより価格帯が手頃で、常に購入した人の身に寄り添っていられるものは何か、“もの”ではなく“こと”で魅了できるものは何かと考えた結果、答えはお香だった」と話す。

 昨年の夏に「ブルー・ボーイ」のオンラインストアを始めたときから構想はあったが、コストやロットの面で折り合いがつく工場になかなか出合わなかったそうだ。正田は、「半ば諦めかけていたときに、子どもの頃、いつも身近に線香があり、祖母が線香の工場で働いていたのを思い出した。その工場は廃業していたが、つながりのあった栃木市で唯一の線香工場と出合うことができた」と言う。香りは彼と調香師で何度もやりとりを重ねて開発。2つの香りのメインである白檀は香りを楽しむだけでなく、リラックス効果があり、正田の外出自粛期間中に少しでも精神的に安定を与えられればと言う正田の思いが込められている。