ファッション

「オリエンタルトラフィック」のダブルエーが卑弥呼を子会社化

 婦人靴ブランド「オリエンタルトラフィック(ORIENTAL TRAFFIC)」を運営するダブルエー(東京、肖俊偉社長)は、婦人靴の卑弥呼(東京、佐々木靖典社長)の全株式を取得し子会社化することを発表した。3月16日に行われたダブルエーの取締役会で決定した。ダブルエーは5月1日付で、卑弥呼の株式を100%保有する不動産のHSHから(東京、西﨑泉代表取締役)から全株式を譲り受ける。取得金額は非公開。

 卑弥呼は1973年に東京・浅草で創業した婦人靴メーカー。「ヒミコ オン ブルー(HIMIKO ON BLEUE)」「ヒミコ オン ルージュ(HIMIKO ON ROUGE)」「ウォーター マッサージ(WATER MASSAGE)」「卑弥呼レイン」などのブランドを擁し、2万~4万円の高品質ではき心地にこだわったハイヒールや革靴が、働く女性から主婦層まで幅広い年齢層に支持されている。店舗は百貨店を主販路に直営店57店を構え、売上高は34億円(2019年3月期)。

 ダブルエーは前身の直通企画として02年に創業。駅ビルやショッピングモールを中心にシューズブランド「オリエンタルトラフィック」「ダブルエー オリエンタルトラフィック」などを国内に112店、海外に34店を構える。企画担当者が販売スタッフとして店頭で接客し、購買客の声を商品企画に反映させるモノ作りを徹底。5500~7500円の手頃な価格帯と、品質やデザインのバランスのよさで20~30代の女性に人気を集めている。19年11月には東証マザーズに新規上場しており、売上高127億円(19年1月期)。

 ダブルエーは卑弥呼の子会社化で、これまで手薄だった革靴や高価格帯の商品企画を強化する。ダブルエーは卑弥呼のロジスティクスやマーチャンダイズの再構成を図り、経営の効率化と店舗づくりの改善を進め、販売店舗と顧客の拡大を目指す。

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