ファッション

「ジェイフェリー」運営会社が民事再生法適用を申請 負債56億円

 ファッションブランド「ジェイフェリー(J.FERRY)」を運営するリファクトリィ(東京)が29日、東京地裁に民事再生法の適用を申請したと帝国データバンクが報じた。負債額は約56億円。

 1992年設立の同社は主力であるウィメンズの「ジェイフェリー」を中心に、全国に32店舗を展開する。銀座の並木通りと柳通りの交差点には、ウィメンズの路面店とメンズの路面店を構えている。

 帝国データバンクによると、今月、10年以上にわたる粉飾決算が判明。18年6月期で44億円としていた売上高は、実際には25億円に減っていた。多額の簿外債務も重荷となり、自主再建を断念した。

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