ファッション

カフェ、ギャラリーを併設した眼鏡の“出会いの場”が代官山にオープン

 アイウエアブランド「ユウイチ トヤマ.(YUICHI TOYAMA.)」を手掛けるアトリエサンクは2月3日、ショールーム「ザ・ロビー・トウキョウ(THE LOBBY TOKYO)」を代官山にオープンした。これは一般向けのショールームで、眼鏡のメンテナンス機能のほか、ギャラリー、コーヒースタンドも併設している。眼鏡のインディペンデント・ブランドとしては新しい挑戦だ。

 アトリエサンク代表の外山雄一「ユウイチ トヤマ.」デザイナーは、「プロダクトとして眼鏡の真価が問われる時代だ。あえて販売はせず、メンテナンスに重きを置き、商品の良さを伝えるスペースにした。また、いろいろな方が気軽に集まってホッとできる場として、ギャラリーとコーヒースタンドを併設した。眼鏡を介して、人と人の出会いの場を提供したい」と話した。イタリアの「ラ・マルゾッコ(LA MARZOCCO)」のコーヒーマシンによるコーヒーは450円。オープニングに合わせて、外山の友人でもある香港の写真家レニー・クォン(Lenny Kwong)の作品展「NIJYUMARU」を開催している。

 外山デザイナーは1971年生まれ。92年、福井県の眼鏡メーカーに入社し、2003年に独立。09年に自身のブランド「アッシュ(USH)」をスタートし、17年春夏コレクションからブランド名を「ユウイチ トヤマ.」に改称した。ミラノの「ミド(MIDO)」、パリの「シルモ(SILMO)」など海外の眼鏡国際展にも積極的に出展し、海外の販売先は25カ国に拡大している。

■THE LOBBY TOKYO
オープン日:2月3日
時間:火〜土曜日 11:30〜19:00 / 日曜日 11:30〜18:00
定休日:月曜日
住所:東京都渋谷区猿楽町5-8リオンドール代官山1F

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。