
海外の空港に到着し、最初にタクシーに乗る際、私はいつも少し違和感を覚えます。運転手が制服を着ていないからです。でも、すぐに「まぁ、海外だから当たり前だよな」と頭の中を修正し、それ以降は特に気にすることはありません。日本では「タクシー運転手=制服」が当たり前で、無意識のうちに「制服=信頼」と結びつけていたことに気付きます。
考えてみれば、タクシー運転手がスーツ、ネクタイなどの制服姿の国は珍しいのではないでしょうか。
日本は制服(ユニホーム)文化が盛んです。タクシーに限らず、学生もそうだし、さまざまな職種で制服が採用されてきました。従業員に対しては帰属意識を高め、利用者に向けては安心感を与えることが制服のメリットでしょう。大手カフェチェーンを比較しても、米国生まれのスターバックスやタリーズコーヒーが従業員の私服(色柄に制約はある)の上の決められたエプロンを付ける簡易的な制服であるのに対し、日本生まれのドトールコーヒーやコメダ珈琲店はトップスもボトムスも決められた制服を着ています。文化の違いといえるかもしれません。
ファミリーマートが9月1日に制服を刷新しました。ファミマを含め大手コンビニ3社の制服は襟付きで前開きのブルゾン(あるいはシャツ)で、従業員が私服の上に着る簡易的な制服です。今回ファミマはTシャツ(半袖と長袖)を採用しました。手がけたのはファミマのアパレルブランド「コンビニエンスウエア(CONVENIENCE WEAR)」のデザイナー落合宏理さんです。
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