ビジネス
連載 エディターズレター:MARKET VIEW 第87回

ファミマの制服らしくない制服

有料会員限定記事

ファミマの制服らしくない制服

海外の空港に到着し、最初にタクシーに乗る際、私はいつも少し違和感を覚えます。運転手が制服を着ていないからです。でも、すぐに「まぁ、海外だから当たり前だよな」と頭の中を修正し、それ以降は特に気にすることはありません。日本では「タクシー運転手=制服」が当たり前で、無意識のうちに「制服=信頼」と結びつけていたことに気付きます。

考えてみれば、タクシー運転手がスーツ、ネクタイなどの制服姿の国は珍しいのではないでしょうか。

日本は制服(ユニホーム)文化が盛んです。タクシーに限らず、学生もそうだし、さまざまな職種で制服が採用されてきました。従業員に対しては帰属意識を高め、利用者に向けては安心感を与えることが制服のメリットでしょう。大手カフェチェーンを比較しても、米国生まれのスターバックスやタリーズコーヒーが従業員の私服(色柄に制約はある)の上の決められたエプロンを付ける簡易的な制服であるのに対し、日本生まれのドトールコーヒーやコメダ珈琲店はトップスもボトムスも決められた制服を着ています。文化の違いといえるかもしれません。

ファミリーマートが9月1日に制服を刷新しました。ファミマを含め大手コンビニ3社の制服は襟付きで前開きのブルゾン(あるいはシャツ)で、従業員が私服の上に着る簡易的な制服です。今回ファミマはTシャツ(半袖と長袖)を採用しました。手がけたのはファミマのアパレルブランド「コンビニエンスウエア(CONVENIENCE WEAR)」のデザイナー落合宏理さんです。

この続きを読むには…
残り686⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

CONVENIENCE WEAR x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

コラムの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

特集 HUMAN MADE 天才NIGO®に依存しない「カルチャー×ビジネス」の設計図

「WWDJAPAN」9月7日発売号は、HUMAN MADEを特集します。2025年11月に東証グロース市場へ上場し、日本のファッション業界の台風の目となった同社。創業者NIGO®の求心力を原動力にしながら、そのカリスマ性に依存しない企業へと組み替えられていく設計図を、全9ページで解き明かします。 特集の冒頭は、「ヒューマンメイド」の2010年のファーストコレクション発表から今日までを一枚の年表で俯…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。