ファッション
特集 暑い秋こそ、秋冬気分が高まる服を 第4回 / 全14回

2026-27年秋冬:35ブランドが提案するイチオシスタイル vo.2「マウジー」「ミラ オーウェン」「インディヴィ」「KBF」など

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2026-27年秋冬:35ブランドが提案するイチオシスタイル vo.2「マウジー」「ミラ オーウェン」「インディヴィ」「KBF」など

WWDJAPAN」が注目した35業態の2026-27年秋冬シーズンの打ち出しを、象徴するルックと共に紹介する。百貨店、セレクトショップ、ファッションビル・SCブランドなど、業態や価格帯は異なっても、各社の提案には今季のリアルな売り場を読むヒントが詰まっている。シーズンテーマ、強化アイテム、スタイリングの見せ方、気温変化への対応まで、各ブランドの戦略を一挙に見ていく。(この記事は「WWDJAPAN」2026年6月22日号からの抜粋です)

スタイル一覧

ガリャルダガランテ(GALLARDAGALANTE)

きれいめパリシックはレイヤードで外す

提案のベースはパリシック。そこにレザーやファーを用いた小物、またはベストなどを組み合わせ、遊び心あるレイヤードで外しを加えるのが今季らしい。カシュクールやスカーフ付などマルチウエイで着られるシャツとニットなどが強化アイテムだ。ボトムスは、多タックパンツやミドル丈スカートで鮮度を出す。

イエナ(IENA)

ミニマルな余白をラインで引き締める

ミニマルなムードに、輪郭のあるアイテムを掛け合わせる。キールックでは、立体的な編み地のビスチェを主役にした。クリースラインを入れたスカートや、直線的なネックラインのハイゲージニット、トレンカスラックスなどが注力アイテム。足元はブーツのほか、ポインテッドトゥを強化し、シャープさを加える。

インディヴィ(INDIVI)

ニュアンスカラーで品よく軽やかに

全体的に柔らかく調和の取れたスタイルを提案する。オレンジとベージュを混ぜたようなオランジュやモカージュなどのニュアンスカラーで、上品な温かみを演出。ジャケットにチェックパンツを合わせ、レイヤードとモード感を加えた。暑さが続く傾向を受け、初秋は1枚で、冬はニットと重ねられるブラウスも強化。蓄熱中綿アウターも継続。

ジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD)

本物志向の高まりを上げヘリテージを重視

物価上昇や先行き不透明感の中で、本物や長く愛用できるアイテムへの関心が高まっていることから、「リスペクト フォー ヘリテージ」をキーワードに、ワーク・ミリタリー・デニム・ニットなどのヘリテージ要素を多く取り入れる。単なるベーシック回帰ではなく、レースやシアーをレイヤードし、女性らしさを融合したスタイルが核となる。

ケービーエフ(KBF)

ルーズさとフェミニンさで作るモードレディー

25周年の節目を迎え、モード感のある大人な女性像をあらためて訴求する。オーバーサイズのジャケットやルーズなシルエットのボトムスにレース素材やシアーアイテムを合わるスタイリングが象徴的。素材軸では「その季節だからこそ着たくなる」を意識し、昨年好評だったスエードのほか、ピーチスキン、ベロアを多用した。

ルーニィ(LOUNIE)

コントラストで季節の変化を楽しむ

ビターなブラウンに鮮やかなブルーを効かせたり、デニムや合皮などラギッドな素材にレースを重ねたり、コントラストを楽しむ。キーカラーは青×茶。また、ジャケットとビスチエ、パンツ、ジャンパースカートなど、着回し力の高い9点のカセットアイテムを展開。秋らしい色や着こなしながら、快適な着心地とホームケアをポイントとする。

ラブレス(LOVELESS)

強みを再考しエレガンスとカジュアルを交差

「ラブレス」らしいエレガンスを再考したシーズン。市場のカジュアル化傾向は踏まえつつも、強みのレザーやテーラード、ツイードをスタイルの核とし、気品とカジュアルの程よいミックスに挑戦する。そのほか気温対応しやすいニットを強化。ベストやジャケットまでバリエーションを拡充した。アウターはファーやボアを押す。

マーキュリーデュオ(MERCURYDUO)

クラシックを甘くモダンに装う

ビジューやデコラティブな要素で、奥行きのある美しさを表現する。ビッグシルエットのジャケットに繊細なレースを重ね、相反する要素でクラシカルなムードを際立たせたり、マーメイドラインのミニスカートとレザーロングブーツで、大人のエレガンスを加えたり。強みのカーディガンやジャケットも素材や丈感を幅広く展開する。

ミラ オーウェン(MILA OWEN)

遊び心を加えたトラッド×モダン

テーマは“THE PLAYFUL TRADITIONAL”。「リュクス」「オーセンティック」「ヘリテージ」をキーワードに、トラディショナルな装いにモダンな遊び心を加える。ジャケットを軸に、夏から秋へファッションマインドを高めるベーシックスタイルを提案。昨年好評だったビッグカラーのピーコートは、オンオフで使える主力アウターとして打ち出す。

マウジー(MOUSSY)

スエードやフリンジも自由に着こなす

デニムを軸に、スエードやフリンジ、ファー、モヘア、ベルベットなど素材の表情を生かしたスタイルを提案。ウエスタンやビンテージの要素をそのまま表現するのではなく、都会的なシルエットや女性らしい抜け感を加え、現代の街に自然になじむバランスに落とし込む。クラフト感のあるアイテムを、肌見せや軽さのあるバランスで着こなす。

ムルーア(MURUA)

1990年代の余韻をモードに

アンニュイでシックなムードに、90年代の音楽的なスピリットを掛け合わせる。カラーモールデニムのセットアップに、ベロアトップスとブーツを合わせ、懐かしさと新しさが交錯するスタイルを表現。昨年1万8000枚販売したムートンブルゾンはリバーシブル仕様に進化。価格よりも「かわいい!」がハマる商品が購買につながる。

レイ ビームス(RAY BEAMS)

フリルで効かせる甘さと遊び心

「クラシック・ミスチーフ」を掲げ、正統な装いにさりげない遊び心を加える。例えば、キールックのニットアップは、上品な編み地にフリルで甘さを差した。シャツとVネックベストの合わせなど、プレッピー要素も取り入れる。ファーリーなヘアバンドやヘアクリップなど、ヘアアクセサリーも充実させた。

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WWDJAPAN Weekly

色で着崩すクラシック 2026-27年秋冬ウィメンズリアルトレンド特集【WWDBEAUTY付録:2026年上半期ベストコスメ発表】

「WWDJAPAN」6月22日発売号は、「リアルトレンド」ウィメンズ編です。国内アパレルやセレクト各社の2026-27年秋冬の打ち出しを一挙に紹介。シーズンのトレンド傾向から「今っぽい」をかなえるスタイリング術までを読み解きます。今季のキーワードは、「クラシック」と「エレガンス」。多くのブランドが、端正なジャケットを主役にしたトラッドスタイルをベースに、独自の解釈を加えた提案に挑戦しています。また…

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