
「WWDJAPAN」が注目した35業態の2026-27年秋冬シーズンの打ち出しを、象徴するルックと共に紹介する。百貨店、セレクトショップ、ファッションビル・SCブランドなど、業態や価格帯は異なっても、各社の提案には今季のリアルな売り場を読むヒントが詰まっている。シーズンテーマ、強化アイテム、スタイリングの見せ方、気温変化への対応まで、各ブランドの戦略を一挙に見ていく。(この記事は「WWDJAPAN」2026年6月22日号からの抜粋です)
スタイル一覧
「オブリオ(AUBRIOT)」
ブルータリズムをまとう冬服
ブルータリズム建築の力強いフォームや、冬のハンガリーを旅した記憶から着想した。シグネチャーカラーのグレーを軸に、構築的なパターンやミニマルなディテール、表情豊かな素材でモダンなスタイルを提案する。9月には、シープレザーのケープ(13万2000円)が登場。半袖と合わせやすく、羽織りのようにも着られると展示会で人気を集めた。
「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」
アジアの気鋭ブランドが豊作
気鋭ブランドの発掘という原点に立ち返り、日本の「ピリングス(PILLINGS)」や「T.T」、中国ルーツの「ヤンヤン(YANYAN)」、韓国発の「ル17セプテンバー(LE17SEPTEMBRE)」など、新規ブランドを積極的に買い付けた。ひねりを効かせたニットやデニムなど、「定番の刷新」を掲げた今季のテーマにもつなげる。9月には、アジアのデザイナーをフィーチャーした店頭イベントも企画する。
「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」
都会的に着こなすオリエンタル
立ち上がりは、新鮮なオリエンタルなムードを打ち出す。ボタニカル柄を刺しゅうしたセットアップが象徴するように、柄やディテールは盛り込みつつもナチュラルな色味でまとめ、都会的な印象に落とし込んだ。ペイズリーやドット、ヒョウ柄など、柄物を多く仕込むがあくまで上品に。“クワイエット”なトレンドから差をつけ高揚感のある提案に注力。
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