
「ネットフリックス(NETFLIX)」の勢いが増しているのは、皆さんもお気づきでしょう。気づけば「あれ、見た?」という会話の対象になるのは、大体が「ネットフリックス」の配信番組。「WWDJAPAN」も、「ネットフリックス」配信番組に出演する俳優陣のインタビューには積極的です。
加えて最近は、「番組が『ネットフリックス』で配信されれば……」など、「ネットフリックス」で配信されれば、世界的になったり、IPとしてのパワーが増大したり、カルチャーになったりするのではないか?という期待が見え隠れしている印象があります。例えばyutoriの片石貴展社長は、「時代的にも、『ネットフリックス』がコロナのタイミングで民主化して、世界的に日本のアニメカルチャーみたいなのがものすごく再評価されている」として、IPビジネスに積極的です。そんな役割は以前はテレビや映画が担っていたのでしょうが、今は(日本においては)「ネットフリックス」一択になりつつあるのかもしれません。
代表的なのは、F1です。下の記事にある通り、近年F1はネットフリックスのドキュメンタリーシリーズ「フォーミュラ1:栄光のグランプリ(Formula 1: Drive to Survive)」のヒットなどを受け、若い世代を中心に視聴者数が世界的に増加。下の記事では、「1レースあたりの平均視聴者数は7000万人を超え、累計視聴者数は15億人を突破した」としています。実際、昨年はメルボルンGP、今年は鈴鹿GPの会場に赴きましたが、もはやF1会場はVIPにとっては社交の場であり、若い世代はフェスのように楽しんでいます。立派なカルチャーです。F1不毛の地と呼ばれたアメリカでの成功、さまざまなブランドがアンバサダーに起用するなどの動きに代表されるドライバーのアイコン化、そして上述のカルチャー化のきっかけは、今夢中で第8シーズンを見ている私が言うのはなんですが(苦笑)、「フォーミュラ1:栄光のグランプリ」のおかげです。「ネットフリックス」の番組が、F1のさらなる世界化、IP化、そしてカルチャー化を促進しています。
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