
以前、「正解を選ぶ」のではなく、「選んだものを正解にする」働き方・生き方の方が、楽しいかもしれないという話をさせていただきました。この考えは、今も変わりません。
しかし現実、(こと日本人は)「正解を選ぶ」生き方をしているな、いや社会がそんな生き方を強いているなと思う場面は少なくありません。たとえば以前もお話した記憶がありますが、専門学校などの授業に行けば、「⚫︎⚫︎になるには、今、何をしたらいいですか?」という質問に必ず遭遇します。「⚫︎⚫︎になる」ため、今なすべきことという「正解」が知りたいという質問です。こんな質問をいただいた時は、冒頭の「正解を選ぶ」のではなく、「選んだものを正解にする」働き方・生き方の方が、楽しいかもしれないという話をさせていただきます。が同時に、「正解を選ばなきゃ」というプレッシャーを感じる経済環境、失敗すると一発退場という社会のムードを形成してしまったのは私たちですから、申し訳ない気持ちにもなるんです。
なんてことを常々考えながら生きているのですが先日、とても共感したフレーズに出会いました。場所は、ベルギー・アントワープの美術館。「アントワープ・シックス」の1人で、デビューから40年が経過した今なおバリバリ現役で働いている唯一のデザイナーとなったウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)のクリエイションを紹介する展示エリアです。
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