
セブン-イレブン
セブン-イレブンの化粧品売り場では、長年展開する定番ラインは40代以上を中心に安定した需要を維持し、緊急性の高いアイテムが日常的に選ばれている。一方、韓国コスメは若年層を強く引きつけ、目的買いが集中するなど従来とは異なる購買行動を生んでいる。こうした構造変化の中で、ミニサイズや限定性を活用した“試しやすさ”の提案が新規客の獲得を後押しし、「新しいコスメと出合う選択肢の一つ」としての役割を確立しつつある。(この記事は「WWDJAPAN」2026年4月27日&5月4日合併号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)
DATA
化粧品取り扱い開始年:1999年
ブランド数:スキンケア17、メイク2 ※2025年度スポット2
アイテム数:167(化粧品カテゴリーにおける全店舗平均の取扱いアイテム数)
店舗数:2万1722店舗(26年2月期)
全店平均日販*:69万9000円(26年2月期)* 1店舗あたりの1日の平均売上高
トレンドと定番の両軸で価値提供を継続
セブン-イレブンは、化粧品の購買構造が大きく二分されている。長年展開する26年目の「パラドゥ(PARADO)」(ピアス)、22年目の「雪肌粋」(コーセー共同企画)、12年目の「ボタニカル フォース(BOTANICAL FORCE)」(ファンケル共同開発)は、40代以上が売り上げ構成比の7割以上を占める。主力はアイブロウや1泊用スキンケアなど緊急性の高いアイテムだ。購買時間帯にも特徴があり、メイクアイテムは午前〜昼、スキンケアは夜に売り上げが伸びる傾向が強い。
前述した3ブランドは国産でもあり、インバウンド需要の中でも存在感を示す。「雪肌粋」の洗顔クリームやシートマスクは国籍別で見ても販売が伸ばしており、特に洗顔クリームは幅広い国籍の来店客から支持を集める主力製品となっている。
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