ファッション

ヤフーメールがアプリ上でAI機能を公開し「アンチ ソーシャル ソーシャルクラブ」とコラボ

ヤフーメールはアップルとアンドロイド向けのアプリ限定でAI機能「キャッチアップ(Catch Up)」を公開した。この機能のリリースを記念し、同社はストリートウエアブランド「アンチ ソーシャル ソ―シャルクラブ(ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB)」と協業。Tシャツとスエットシャツの2型からなる限定カプセルコレクション“アンチ イーメール イーメールクラブ(Anti Email Email Club)”を発表した。価格はTシャツが8200円、フーディーが14700円で、同ブランドのオンラインショップで予約注文ができる。

さらにキャンペーンの一環として「アンチ ソーシャル ソーシャルクラブ」は米国の人気コメディアン、モーガン・ジェイ(Morgan Jay)と協業し、ジェイが新機能を使ってEメールを管理する動画を公開した。


このAI機能は、同社がメールの受信ボックスを簡素化させるために開発したもの。これによって利用者は瞬時に未読メールを確認できる。AIによる要約機能を駆使したメールのプレビューは、ゲームのような使用感が特徴だ。このようなAI機能の搭載は、メールプロバイダーとしては初めての試み。

ヤフーメールは、この機能を「人々のメール利用のあり方を反映したもの」と説明する。同社の内部データによれば、現在のヤフーメール利用者のほぼ半数がZ世代またはミレニアル世代だという。また同社の依頼を受けて市場調査プラットフォーム「ポルフィッシュ」は、米国在住のミレニアル世代500人とZ世代500人を対象にアンケートを実施。回答者の70%が個人用メールを1日複数回確認すると回答し、半数は受信ボックスが整理されていなかったために重要なイベントを逃した経験があると答えた。

同社のカイル・ミラー(Kyle Miller)=ゼネラルマネージャーは「『ヤフーメール』の受信ボックスで生じるストレスを軽減し、メールを仕事のような感覚から解放する最高のメールサービスに進化させる」と語った。「メールが疲れるタスクになると、私たちは皆『メール嫌い』になってしまう。この機能によってEメールは迅速かつ簡単に整理・管理できるようになり、モバイルゲームのような使用感と、AI搭載の関連ツールが統合されている。Eメールの仕組みに不満を感じているなら——どうぞ私たちのクラブへ」。

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