ファッション

ロンハーマンが発電所を新設 2030年までに事業のCO2排出量実質ゼロに向け

 ロンハーマン(RON HERMAN)はこのほど、市民エネルギーちばとみんな電力と協業し、千葉県匝瑳市にソーラーシェアリングの発電所を新設する。これは、同社がサステナビリティ・ビジョンの中で掲げる「2030年までに事業のCO2排出量実質ゼロ」に向けた取り組みの一環で、10月15日から同施設を稼働させ、自社発電した電力を店舗に供給していく。

 ソーラーシェアリングとは、空中にソーラーパネルを設置し、その下で有機農業を行う発電方法で、発電と同時に、土壌回復と大気中のCO2を吸収することからカーボンニュートラルへの貢献が期待できる。

 新設する発電施設は、土地面積3162平方メートルで、パネルはリサイクルパネルを採用した。太陽光発電容量は87.44kWで、初年度は年間9万kWhの発電を見込む。発電した電力はみんな電力を通じてロンハーマン福岡店へ供給する。同社は今後、発電施設および供給店舗を拡大する方針だ。

RON HERMAN x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。