ビジネス

J.フロントがパルコを658億円で完全子会社化

 百貨店大手の大丸松坂屋などを擁するJ.フロント リテイリングは、子会社でファッションビル大手のパルコを株式公開買い付け(TOB)で、全株を取得すると発表した。同社は2012年2月と8月にそれぞれ301億円、420億円を投じ、パルコ株65%を取得していたが、今回は新たに658億円を投じ、約3500万株の全てを買い取る。12年当時J.フロントのトップだった奥田務会長兼CEOは「パルコの上場を維持する」と明言していたが、今回発表したリリースでは「環境変化に対応するため、スピード感をもって迅速な意思決定を行うことで、これまで以上に広く深く両社で連携する」考え。買い付けは12月27日からスタートし、1株あたり1850円で行う。なおパルコの12月26日の終値は1378円だった。

 J.フロントは完全子会社化後に、「ギンザシックス」などの不動産事業をパルコに移管。不動産事業を一元化することで、ショッピングセンター事業のさらなる高度化を目指す。

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