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島根県が足湯付きのタピオカ店を表参道に限定オープン 「美肌NO.1」を活用して観光促進狙う

 島根県は11月8日から12月28日まで、東京・表参道にタピオカドリンクの期間限定ポップアップストアをオープンする。同県はポーラが2012年から続けている恒例企画「美肌県グランプリ」で、初回から15年まで4年連続で1位を獲得。16年、17年は順位を落としたものの、昨年1位に返り咲いている。この“美肌県”の称号を観光資源として活用し、国内外の観光客誘致を目指す。

 ポーラの美肌県企画は同社が持つ顧客のスキンチェックデータを集計し、美肌の条件といわれる8項目で分析して“美肌偏差値”を決めるというもの。島根県が何度も1位を獲得するものの、“秋田美人”の呼称を持つ秋田県などと比べると美肌県の印象は薄かった。

 そこで、丸山達也県知事が就任した今年度から、美肌NO.1の称号を活用するPRプロジェクトがスタートした。今回、初めて県外でのプロモーションを実施。近年人気のタピオカの弾力感が県民の肌弾力に似ていることからオリジナルのタピオカドリンク(税込み680〜700円)を販売するポップアップストアを企画した。ショウガや玄米茶、抹茶など地域の名産品を取り入れたメニューを3種類用意し、約2週間ごとに1品ずつ提供する。また店内には足湯のスペースも用意しており、温泉県としての島根の魅力も併せてアピールしている。

 今回の企画に合わせてオリジナルの動画も制作した。“世界からタピオカが消えた日”をテーマに、モチモチとした感触を求める人が弾力があって滑らかな肌を持つ島根女性に殺到するというシュールなストーリーで、ツイッターを中心に1週間で18万回の再生があったという。また、“タピ肌”をキーワードに特設サイトをオープン。ポップアップストアの概要を掲載するとともに、美肌県と言われる理由や、県内の美肌づくりスポットやツアーの紹介を行う。

 「島根県には角質や汚れを落とすクレンジング作用がある玉造温泉や“日本三大美肌湯”といわれ保湿力が期待できる斐乃上温泉など、泉質の異なる温泉が60カ所ある。美肌県NO.1であることを知ってもらい、観光に訪れていただけたら」と今井敦子・島根県商工労働部観光振興課広報戦略グループスタッフは語る。今後も美肌県をアピールするほか、韓国や中国など、美肌づくりに関心が高いアジア各国へのプロモーション企画も検討している。

「タピ肌」ポップアップ ショップ@表参道
日程:11月8日〜12月28日
時間:11:00~18:00
場所:THE AIRSTREAM GARDEN
住所:東京都渋谷区神宮前4-13-8