ファッション

「ビルケン」がABCマートと対決 類似商品にどう立ち向かうべきか

有料会員限定記事

 ビルケンシュトックは、エービーシー・マートおよび関連会社のエービーシー・マート台湾に対して、取引の即時停止を通達した。弊紙が入手した、クラウス・バウマン=ビルケンシュトック最高営業責任者(CSO)のサインが入った内部メモで明らかになった。(この記事はWWDジャパン2019年6月24日号からの抜粋です)

 内部メモによると、エービーシー・マートのオリジナルブランド「ホーキンス」が「ビルケンシュトック」のサンダルと類似した商品を継続して製造販売していることについて、ビルケンシュトックがエービーシー・マートに対して過去何年にもわたって問題提起してきたにもかかわらず解決に至らなかったことが取引停止に至った理由としている。「(『ホーキンス』のサンダルは、『ビルケンシュトック』のサンダルと)デザインが一致もしくは混同を生じさせるほど類似している。残念ながらエービーシー・マートは、本件について協力する気も譲歩する気もないようだ。ブランドがこれ以上の損害をかぶらないよう措置を講じる必要性が出てきた」と記載されている。またビルケンシュトックは、エービーシー・マートが店頭で「ビルケンシュトック」の商品と「ホーキンス」の商品を意図的に近接して並べ販売していることも、消費者を不適切に誘導していると問題視しているようだ。バウマンCSOは内部メモの中で「エービーシー・マートの行為は、当社のブランディングに悪影響をもたらす。このため当社はエービーシー・マートに対していかなる法的手段も辞さないと通達済みだ」としている。

この続きを読むには…
残り2082⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

表と裏の古着市場 米リセールECと日本の“川上”を徹底調査

「WWDJAPAN」1月17日号の特集は「表と裏の古着市場」です。中古品市場はのみの市や古着店、リサイクルショップなどの実店舗を中心に昔からあるビジネスですが、時代に合わせて大きく変化しています。特に米国の若者はサステナビリティへの関心も高く、節約やおしゃれのためだけでなく、環境保護の観点から古着を選ぶ人も多いそうです。

詳細/購入はこちら