ファッション

「ビルケンシュトック」が原宿に新コンセプト店 新体制のジャパン社にとって初の直営路面店

 「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」はこのほど、東京・原宿の明治通り沿いにコンセプトストアをオープンした。ビルケンシュトックは2021年、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)系の投資会社であるLキャタルトン(L CATTERTON)に過半数株式を売却。本国100%のビルケンシュトック・ジャパン社にとって初めての直営路面店だ。

 世界で唯一のコンセプトストアの同店は、緩やかに湾曲したメタルのシューズウォールが最大の特徴。緩やかな湾曲は「ビルケンシュトック」のフットベッドの有機的なラインからイメージを膨らませたもので、メタルの素材は原宿という街の都会的なムードの表現だ。棚やディスプレイには、オーク(ナラ)やパイン(松)、ケヤキなどの木材をふんだんに使用。ショップの奥には、全長210cmの巨大なフッドベッドを飾り、レジ奥の壁面にはアイコンのコルクをあしらった。店内は、国内随一のバリエーション。現在は日本で唯一、ハイエンドラインの“1774”による各ブランドとのコラボレーションを揃える。

 オープニングに際して、クラウス・バウマン(Klaus Baumann)グローバルセールスオフィサーは、「直営店の役割は、ストーリーを伝えること。だが、伝える相手は場所によって異なっている。だからこそ、コンセプトストアのデザインは、各地によって異なっている必要がある」とコメント。ジャパン社のラウル・ウォートマン(Raoul Wortmann)代表は、上述する原宿店のコンセプトについて、「大きな窓で内装の全てを見せ、発信するストーリーを明治通りを歩く人たちに届けたい。インバウンドも復調してきた。ここから発信するストーリーは、世界各国に届くだろう」と期待する。

 ジャパン社は来年秋までに直営店を7つに増やす予定。現在フランチャイズ展開する二子玉川の店舗などを直営店に切り替えながら、スクラップ&ビルドで小売網を整備する予定だ。

 国内における「ビルケンシュトック」のビジネスは、ここ数年2ケタ成長を続けるなど堅調だ。特にスエードのレザーサンダルの“ボストン”は、若い世代の支持も集めている。2人は、「『ビルケンシュトック』のストーリーが、若い世代の共感を集め始めているのだと思う。だからこそ私たちは直営体制を選び、自分たちの口や態度で、より積極的にストーリーを発信することを選んだ」という。

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