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夏帆の感覚を磨く、奥渋 TOKYO VIEWING vol.4

夏帆×奥渋 Profile 夏帆:1991年生まれ。東京都出身。主演映画「ブルーアワーにぶっ飛ばす」が10月11日から公開予定。10月から放送の連続ドラマ、日本テレビ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」、テレビ東京「ひとりキャンプで食って寝る」に出演。来年には映画「Red」、「架空OL日記」が公開される 女優として幅広い役をこなす夏帆が、落ち着いた大人のスポットとして注目される“奥渋”と呼ばれる渋谷・神山町エリアを舞台に、TOKYO VIEWINGに登場。学生時代を過ごしたなじみのある奥渋の街で、自身の成長を等身大に語る。
それぞれの色がある渋谷、中でも奥渋は感覚を刺激してくれた街 Wearing POSTELEGANT ニット3万2000円、スカート6万1000円/以上、ポステレガント(ポステレガント03-5489-3708)、シューズ10万円/ジェイエムウエストン(ブラミンク03-5774-9899)、ソックス/スタイリスト私物 「生まれも育ちも東京です。ずっと東京にいるからか“街”がすごく好き」と話す彼女が撮影場所に選んだのは奥渋谷だった。「渋谷でも、ここ奥渋とセンター街の方、神泉や神宮前原宿など、エリアごとにそれぞれの色があるのが面白いです。多様性がある東京の中でもたくさんのもので溢れていて、情報量が多すぎると言う人もいるけれど、私はこのごちゃっとした感じが心地よいです。中でも奥渋は、高校時代に感覚を刺激してくれた場所なんです。当時は奥渋とは呼ばれていませんでしたが、学校帰りにいつもこの辺りを歩いていて、新しいお店ができたりしてどんどん奥渋が人気のエリアとして注目されていくのを見てきました。本を探すときはもちろん、時間が空いたときや何か情報がほしいときによく訪れていたのが、本屋さんです。人から薦められた本はネット通販で買ったりもしますが、本屋さんで探す出合いみたいな感覚が好きです。東京の街と一緒で、雑多に情報がある安心感がある気がします」。
もっと自分を出していいんだな、と 他人を演じるよりは自分を出すような感覚に Wearing BLAMINK コート18万円、タートルニット7万5000円/以上、ブラミンク(ブラミンク03-5774-9899)、シューズ9000円/ヴァンズ(ヴァンズ ジャパン03-3476-5624)、ソックス/スタイリスト私物
「自分が東京に住んでいなかったらこの仕事はしていなかったと思っているんです。東京でスカウトされたのをきっかけに、飽きっぽい私がここまで続けてこれたのはこの街のおかげですかね」。女優としてのキャリアを重ねた彼女が、初めて素の自分に近い役に出合い、見つかったものがあるという。「あらためて自分は何が好きで、どういうことをやっていきたいのか、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の役を通して知ることができた気がします。感覚として、もっと自分を出していいんだなと。今回の役は自分自身と重なる部分がたくさんあって、一番やりたかった役に巡り合えたと思いました。今回の映画では、描かれているのはごく小さなよくある出来事だけど、その中にいろいろな感情があって、狭い範囲で揺れ動いている主人公の姿が人間らしくて面白く感じます」。これからもこの街で彼女は、表現者として、飾らない自分を実現していく。SPBS 本店 住所 東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F TEL 03-5465-0588 時間  11:00~23:00(月~土) 11:00~22:00(日)PHOTOGRAPHS:YUKI KUMAGAI STYLING:SAEKO SUGAI HAIR & MAKEUP:TAKAE KAMIKAWA(MOD’S HAIR)