ファッション

写真家のピーター・リンドバーグが死去

 写真家のピーター・リンドバーグ(Peter Lindbergh)が9月3日に死去した。74歳だった。公式インスタグラムが発表した。インスタグラムの投稿には「彼は、現在の妻ペトラ、最初の妻アストリッド、4人の息子ベンジャミン、ジェレミー、サイモン、ジョセフ、7人の孫たちによって弔われた」という言葉が添えられた。死因は明らかになっていない。

 ピーター・リンドバーグは1944年11月23日、ドイツ・リッサ(現ポーランド)生まれ。デパートのウインドウデザイナーとして働きながら美術学校で絵画を学ぶ。71年にドイツ人の写真家ハンス・リュックス(Hans Lux)のアシスタントに就き、写真家のキャリアをスタート。73年に独立。ファッション写真に専念するため、78年にフランス・パリに拠点を移す。以降、「ヴォーグ(VOGUE)」「ハーパーズ・バザー(Harper's BAZAAR)」といった名だたるファッション雑誌のシューティングや、「ディオール(DIOR)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」などのメゾンブランドのキャンペーンビジュアルを担当した。

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