ビジネス

三陽商会1〜6月期は営業赤字8億円

 三陽商会の2019年1〜6月期連結業績は、本業のもうけを示す営業損益が8億6300万円の赤字(前年同期は8億700万円の赤字)だった。ECの伸びで売上高は前年同期比1.6%増の297億円だったが、主力販路である百貨店での値引き販売の拡大、決算期変更に伴う棚卸資産評価時期のズレなどによって、粗利益率が低下した。販管費の削減に努めたものの、粗利益の減少を補うことはできず、営業赤字は拡大した。前年同期に東京・青山の自社ビルの売却益を計上した反動で、純損益は6億600万円の赤字(同30億円の黒字)に転落した。

 決算期の変更に伴い、今期は19年1月〜20年2月の14カ月の変則決算になる。通期の業績予想は、売上高725億円、営業利益6億円、純利益7億円。屋台骨だった「バーバリー(BURBERRY)」のライセンス事業を失って以来、4期ぶりの営業黒字を計画する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京デザイナーがさらけだす“ありのまま”【WWDJAPAN BEAUTY付録:「第7回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表】

3月25日発売号の「WWDJAPAN」は、2024-25年秋冬シーズンの「楽天ファッション・ウィーク東京(RAKUTEN FASHION WEEK TOKYO以下、東コレ)」特集です。3月11日〜16日の6日間で、全43ブランドが参加しました。今季のハイライトの1つは、今まで以上にウィメンズブランドが、ジェンダーの固定観念を吹っ切ったことでした。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。