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米「ザ・ノース・フェイス」、アースデーに全店舗を休みに 「地球ともっとつながろう!」

 米VFコープ(VF CORP.)傘下のアウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は、春のキャンペーン「エクスプロア モード(Explore Mode)」を開始した。同キャンペーンは4月22日の「アースデー」を公休日にすることを求める活動も含んでおり、同社は請願書をソーシャルプラットフォームのチェンジ・ドット・オーグ(Change.org)上に作成。実現のために100万人の署名を集めるという。また4月22日にはアメリカとカナダ国内の全113店舗を閉め、本社とECサイトの営業も停止する。

 ティム・バントル(Tim Bantle)=ライフスタイル部門グローバル・ジェネラル・マネジャーは「『ザ・ノース・フェイス』は冒険を恐れない。今回われわれはパートナーや仲間たちとアースデーを公休日にする努力を世界規模で展開するために、誇りをもってアースデーに参加する。人々が地球に感謝する時間を取ることで、より強いつながりを感じ地球を守ろうとすることを信じている。このキャンペーンは世界を前進させる努力の中で、現実の生活における世界や人と人、そして自分と自分自身をつなぎ合わせ、われわれがデジタルにまみれた生活から抜け出すことを後押ししてくれる」とコメントした。

 同キャンペーンにはシンガーソングライターのエラ・メイ(Ella Mai)やシェフのアンジェラ・ディマイユーガ(Angela Dimayuga)らが参加するニューヨークでの一連の体験イベントも含まれており、22日は出席者がモバイル端末の電源を切ることで楽しめる夕食会が、23日にはエラ・メイとビンテージファッション・コレクターのブライアン・プロセル(Brian Procell)がホストを務める90年代風のパーティーが、そして25日にはモデルでアクティビストのガブリエル・リチャードソン(Gabrielle Richardson)がキュレーターを務めるアート展が開催される。

 同社のトム・ハープスト(Tom Herbst)=マーケティング部門グローバル・バイス・プレジデントは「デジタルからの解放は、世界をより共感的でポジティブで、より良いものにすることができる。人々はスクリーンに夢中になることをやめ、自分の周囲の世界を体験するようになるだろう」と語った。

 「エクスプロア モード」はロンドンやマンチェスター、ミュンヘン、パリといった他の主要都市でもグローバルに展開される予定だ。

 なお、ゴールドウインが展開する日本の事業は4月22日も通常営業する。

大根田杏(Anzu Oneda):1992年東京生まれ。横浜国立大学在学中にスウェーデンへ1年交換留学、その後「WWD ジャパン」でインターンを経験し、ファッション系PR会社に入社。編集&PRコミュニケーションとして日本企業の海外PR戦略立案や編集・制作、海外ブランドの日本進出サポート、メディア事業の立ち上げ・取材・執筆などを担当。現在はフリーランスでファッション・ビューティ・ライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を行う。