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アルビオンが秋田県立大学と提携 新規美容成分開発に着手

 アルビオンは、秋田県立大学生物資源科学部と植物研究における包括連携協定を締結した。県内に有する同社の研究所で、2010年の開設当時から同大学の卒業生の採用をはじめとした人材と研究での交流などで関係を深めてきた。今後は、双方の遺伝資源や遺伝子解析などの技術を活用しながら共同研究を推進し、新たな美容成分の開発や人材育成などに取り組んでいく。

 アルビオン白神研究所は白神山地のふもとに位置する秋田県藤里町にあり、化粧品原料となる植物の自社栽培や、植物に特化した原料の開発・基礎研究を行なっている。現在は約6万2000平方メートルの圃場でヨモギやマロウなど約50種の植物を栽培し、5種の植物を化粧品専門店ブランド「イグニス」などの商品にエキスとして配合している。

 化粧品原料となる植物の自社栽培や植物に特化した原料の開発・基礎研究は、気象など環境の影響も大きいことから、地元に根付いた研究が必須と考え、同大学と連携する。同大学の小林淳一理事長は「大学が持つ遺伝子解析技術を用いて植物の特性を明確にし、高機能商品を科学的根拠によって裏付けることができる。両者の強みを生かすことで、秋田県の新しい産業の振興にも寄与したい」と述べた。