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ザ・プロディジーのフロントマン、キース・フリントが自ら命を絶つ

熱狂的なファンが多いロシアでのライブの様子。キースの髪型をまねたファンの姿も多数見ることができる

 イギリスを代表する3人組バンド、ザ・プロディジー(The Prodigy)でフロントマンを務めていたキース・フリント(Keith Flint)が、3月4日(現地時間)に自宅で死去していたことが分かった。死因は自殺で、バンドが公式SNSで明らかにした。49歳だった。

 バンドのリーダーで主にプログラミングを担当していたリアム・ハウレット(Liam Howlett)はバンドのインスタグラムで、「ニュースは本当だ。口にするのが自分でも信じられないが、キースが週末に自ら命を絶ったんだ。ショックでクソ腹が立ってるし、混乱して胸が引き裂かれそうだよ……安らかに」と悲しみをつづった。

 キース・フリントは1969年ロンドン生まれ。幼い頃は失読症を患ってイジメられ、15歳で学校を退学。その後、90年にザ・プロディジーを結成しダンサーとして活動していたが、96年に発表した破壊的で中毒性の高い「Firestarter」からボーカリストとしてフロントに立ち活躍していた。同曲を収録した3rdアルバム「The Fat of the Land」は全世界で1000万枚を超えるヒットを記録し、ギネスには“ダンスミュージック作品として史上最も売れたアルバム”として認定されている。日本にもファンが多く、アンダーワールド(Underworld)、ケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers)、オービタル(Orbital)と共に“テクノ四天王”として愛され、逆モヒカンに黒いアイシャドウという奇抜な見た目からファッションアイコンとしても有名だった。

 ザ・プロディジーは6月にイギリスで開催される世界最大級の音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)」への出演が決まっていたというが、キースを欠いたいま、今度の活動についてはいまだ発表されていない。