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「アレキサンダー・マックイーン」から8種類の新作フレグランス登場

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN以下、マックイーン)」が8種類のフレグランスを発売する。すでに英ハロッズ(HARRODS)で先行販売されており、9月1日から仏プランタン(PRINTEMPS)や 米サックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)などの店頭に並ぶ。また、ブランドの公式オンラインストアでも9月中に発売される。

 この8種は2016年発売の「マックイーン パルファム」から派生したもので、さまざまなシーンや気分に合わせて香水を選びたいという消費者のニーズに応える。価格は「マックイーン パルファム」が50mLで350ユーロ(約4万3000円)であるのに対し、75mLで220ユーロ(約2万7000円)と比較的購入しやすくなっている。豊富な種類を打ち出して消費者の好みに合わせるのは、昨今のハイエンド フレグランス市場のトレンドだ。

 「マックイーン」のフレグランスは現在、コティ(COTY)がライセンス生産をしている。かつてはP&Gプレステージ・ビューティ(P&G PRESTIGE BEAUTY)と契約を結んでいたが、16年にライセンスがコティに売却された。

 新作のフレグランスはすべて自然や花から着想しているが、それぞれ個性が際立っている。「セルティック ローズ」はフレッシュで繊細なバラの花びらにブラックペッパーのアクセントが効いている。「ブレージング リリー」はレッドピメントとガンパウダーが花の香りにスパイスを沿える。「ルミナス オーキッド」はバニラと焙煎したゴマにアラビカコーヒーとトンカ豆のエキスを配合したオリエンタルな香り。「アンバー ガーデン」はインセンス、アンバー、カルダモン、ナツメグそしてシナモンがオリエンタルな香りを織りなす。「セイクリッド オスマンサス」は中国茶ラプサンスーチョンの葉とキンモクセイの花びらを調合し、スモーキーかつレザーのような香りを楽しめる。「ベチバー モス」はシプレーにオリス根の香りを加えた森林のような香り。「ダーク パピルス」はパピルスエキスとクロスグリのつぼみを調合し、力強いウッディーな香りの中にフローラルさが立ち上る。「エヴァーラスティング ドリーム」は塩分やミネラルが混じる海辺を感じさせるようなフレッシュな香りだ。

 全ての香りには、繊細かつ勇敢な女性像を描く「マックイーン」の世界観が表現されている。サラ・バートン(Sarah Burton)=クリエイティブ・ディレクターは「ホッとさせると同時にパワーを与えてくれ、自然の力を感じる香りを手掛けた。香水の伝統的な製法と成分にこだわり、常に革新的で実験的な姿勢で、未来を見据えていきたい」と語った。