ファッション

「バルマン」のシューズデザイナー、ドルチーニが「バカラ」とコラボしたクリスタル・シューズを発表

 シューズデザイナーのディエゴ・ドルチーニ(Diego Dolcini)は自身のキャリアの25周年を記念して、フランスのクリスタルメーカー「バカラ(BACCARAT)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを発表した。

 “クリスタル・クチュール”と名付けた同コレクションは、ヒールに「バカラ」のクリスタルをあしらい、「バカラ」のシグネチャーカラーでもあるルビー、アンバー、アメジスト、ブラックを使用した15のデザインで展開する。

 ダニエラ・リカルディ(Daniela Riccardi)=バカラ最高経営責任者は、「『バカラ』をクチュールやランウエイ、ファッションショーの世界に登場させるという構想を長い間温めてきた」とコメント。同社はパリ・オートクチュール期間に、ドルチーニのこれまでの作品を公開する回顧展を本社で開催する。

 ディエゴ・ドルチーニはトム・フォード(Tom Ford)がクリエイティブ・ディレクターを務めていた時代の「グッチ(GUCCI)」や、「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」「ヴィオネ(VIONNET)」「カサディ(CASADEI)」などで経験を積み、2016年からは「バルマン(BALMAIN)」のヘッド・シューズ・デザイナーを務めている。

 一方で1764年創業のバカラは、中国の投資会社、フォーチュン・ファウンテン・キャピタル(FORTUNE FOUNTAIN CAPITAL)が、米国のスターウッド・キャピタル・グループ(STARWOOD CAPITAL GROUP)とエル・キャタルトン(L CATTERTON)からバカラ株の88.8%を取得して昨年傘下に収めた。取得金額は約1億6400万ユーロ(約21億円)。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。