ビジネス

ちふれ化粧品が持ち株会社体制に移行 新設子会社から新ブランドも誕生

 ちふれ化粧品は6月20日、事業持ち株会社に移行したと発表した。商号をちふれホールディングスに変更し、既存のジャパン・オーガニックとアゼリアに加え、100%子会社のちふれ化粧品、光未来を新設。4つの子会社を傘下に収める。

 昨年創業70周年を迎えたちふれ化粧品は、低価格帯のスキンケア製品、メイクアップ製品を中心に展開。詰め替え化粧品やフロンガスを使わないスプレー容器などを取り入れ、サステイナビリティー志向高まる中、支持を集めている。

 持ち株会社体制への移行は意思決定の迅速化が狙い。中核ブランドの「ちふれ(CHIFURE)」を中心に据えた体制を変え、消費者のニーズに応える新たなブランド作りを行うなどして市場変化への対応や競争力を強化する。

 再編による事業強化の一環として、新設子会社の光未来から、新たな百貨店向けのカウンセリングブランドを今秋発売する予定。それに伴い、現在販売している百貨店ブランド「綾花 プレステージ」は8月末で終了する。

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