ファッション

「マーク ジェイコブス」コンテンポラリー部門のデザイナーがわずか2カ月半で退任

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」のコンテンポラリー部門のデザイナー、ジョン・ターゴン(John Targon)がわずか2カ月半で退任した。ターゴンは「バハ イースト(BAJA EAST)」のクリエイティブ・ディレクター兼共同創始者で、2月に就任したばかりだったが、退社後は「バハ イースト」に専念するという。LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のスポークスマンは、「うまく協働することができなかった」と退社を認めている。

 2015年にコンテンポラリー・ラインの「マーク バイ マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」とコレクション・ラインの「マーク ジェイコブス」を1つのブランドに統合したが、低価格帯の商品を再度強化するため、ターゴンをコンテンポラリー部門のクリエイティブ・ディレクターとして迎え入れたとされていた。

 ターゴンの退社理由は明らかとなっていないが、LVMHの一連の幹部シャッフルでのシドニー・トレダノ(Sidney Toledano)LVMHファッショングループ会長兼CEO着任から数週間後のできごとであることからも、トレダノ会長兼CEOによるブランド戦略に起因している可能性がある。

 「バハ イースト」は13年にターゴンとスコット・ステューデンバーグ(Scott Studenberg)が2人で立ち上げたユニセックス・ブランド。ターゴンもステューデンバーグも営業畑出身で、ターゴンは「セリーヌ(CELINE)」や「バーバリー(BURBERRY)」に在籍していた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京デザイナーがさらけだす“ありのまま”【WWDJAPAN BEAUTY付録:「第7回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表】

3月25日発売号の「WWDJAPAN」は、2024-25年秋冬シーズンの「楽天ファッション・ウィーク東京(RAKUTEN FASHION WEEK TOKYO以下、東コレ)」特集です。3月11日〜16日の6日間で、全43ブランドが参加しました。今季のハイライトの1つは、今まで以上にウィメンズブランドが、ジェンダーの固定観念を吹っ切ったことでした。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。