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ドーバー ペキンがオープニングパーティー開催 利益は前年比35%増で絶好調

 ドーバー ストリート マーケット ペキン(DOVER STREET MARKET BEIJING以下、DSMB)のオープニングパーティーが3月30日に開催された。同店舗はこれまで香港の小売企業I.Tがフランチャイズで2010年から運営し、売上高が前年比25%増で成長していたI.T ペキン マーケット(I.T BEIJING MARKET)を、満を持してリニューアルオープンした。ロンドン、ニューヨーク、銀座、シンガポールに次ぐ世界5店舗目となる。

 ショッピングモール三里屯の敷地内に構えるDSMBは4階建てで、売り場面積は2200平方メートル。オープニングパーティーには、ゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)やシモーン・ロシャ(Simone Rocha)も訪れ、それぞれのブランドのインスタレーションを披露した。また、カナダ人ストリートアーティストのアヴィ・ゴールド(Avi Gold)によるホットドッグスタンドにインスパイアされたインスタレーションも登場した。

 8月には「グッチ(GUCCI)」「ロエベ(LOEWE)」「ラフ シモンズ(RAF SIMONS)」の売り場が新たにオープンし、川久保玲デザイナーが新たにデザインした「コム デ ギャルソン」の売り場も披露する。エイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナル(COMME DES GARCONS INTERNATIONAL)最高経営責任者(CEO)兼ドーバー ストリート マーケットCEOは、I.T ペキン マーケットを「生卵」、DSMBを「半熟卵」、8月の新売り場オープンを「固ゆで卵」と表現し、「中国をただの出店地ではなく、われわれのコミュニティーの一部にしたかった。だからI.T ペキン マーケットをDSMにリニューアルするという象徴的な変化が必要だった」と語った。

 「コム デ ギャルソン」の川久保デザイナーがディレクションするドーバー ストリート マーケットの利益は前年比35%増で成長している。ロンドン店と銀座店がけん引している他、ニューヨーク店もオープンから3年で黒字化した。昨年ニューヨークのメトロポリタン美術館(METROPOLITAN MUSEUM OF ART)で展覧会「Rei Kawakubo/Comme des Garcons Art of the In Between(川久保玲/コム デ ギャルソン 間の技)」が開催されたことも影響し、「コム デ ギャルソン」の売上高は前年比30%増の約3億ドル(約318億円)、ニューヨーク店単体では同50%増だという。