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アマゾン、ウォルマートを追いかけるターゲット 同日配送サービス企業を買収

 アメリカのスーパーマーケットチェーン、ターゲット(TARGET)は12月13日、同日配送に強みを持つオンラインスーパーマーケットのシプト(SHIPT)の買収が合意に達したことを発表した。取得額は5億5000万ドル(約621億円)。

 シプトは、オンライン上で注文すると、登録しているパーソナルショッパーが提携店から集めた商品を注文者に同日配送してくれる会員制サービスを72都市で提供する。パーソナルショッパーの登録数は2万人におよび、35ドル(約3900円)以上購入すれば配送料は無料だ。ターゲットはシプトを買収することで対象地域を広げ、デジタル面の強化や配送能力の向上を図る。

 具体的には、2018年初頭までにターゲット全店舗中半数で、年会費99ドル(約1万1187円)を支払えば同日配送を行う。また、18年のホリデーシーズンまでにはターゲットの大半の店舗で食料品、日用品、家庭用品、電化製品などの商品で同サービスの提供を目指す。さらに19年末までには全商品が対象となるようだ。

 ターゲットは配送機能強化のため、8月に輸送テクノロジー企業、グランド ジャンクション(GRAND JUNTION)を買収している。すでに同日配送やオンラインで注文して店頭で受け取るサービスを提供しているアマゾンやウォルマートの後を追う形だ。

 市場はこの買収を好意的に受け止めており、買収を発表した13日付のターゲット株の終値は前日比2.7%増の62.67ドル(約7081円)だった。