ファッション

「ユニクロ ユー」 × 島精機の3Dニット、海外生産も開始

 ユニクロは、クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)がアーティスティックディレクターを務める「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」の2017-18年秋冬の新作を発表した。島精機製作所との合弁会社イノベーションファクトリーの無縫製ニット機「ホールガーメント」で開発・生産するニット製品を、新たに“3D U-Knit”と命名し、全5型で展開する。猿谷哲也ユニクロR&D部長は、「今シーズンからはこれまでのリブに、天竺を加え、海外生産もスタートした」と語り、供給量を増やす。

 当日朝の会見には、「3D U-Knit」をまとってモデルの田丸麻紀が登場。「軽さと美しいシルエットにびっくり」と着心地を絶賛。「メンズも含めて、夫とも『ユニクロ ユー』はプライベートでも愛用しています」と語った。

 「ユニクロ ユー」は、ダブルフェースのウールのラッピングコートには二重になった生地を引き剥がして内側に畳み込んで縫製する本格的なリバー仕立ての縫製技術や、東レと共同開発し布の間にダウンを詰めた二重織りのシームレスダウンを投入するなど、従来高級品に使われていたテクニックや最先端技術を惜しげもなく投入。全体でウイメンズ46型、メンズ27型、バッグやシューズなど11型を展開する。主要アイテムの販売がスタートする本日10月6日には、銀座店に220人が行列を作った。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。