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スタイリスト高橋ラムダが“自分で着る”ためのブランド始動

 スタイリストとしてさまざまなファッション誌や「ピガール(PIGALLE)」のランウエイショーのスタイリングなどを手がける高橋ラムダが、2017-18年秋冬シーズンからファッションブランド「R.M ギャング(R.M GANG)」を始動する。「自分で着るために作ったユニホーム」と語る全15型のアイテムは、全て高橋のサイズ感や今の気分に合わせた1サイズ1カラー。ブランド名の“R.M”はRebel Modanist(反逆的近代主義者)の略で、“現代のパンク”をイメージしている。

 パーカの裾を前方に引っ張って後ろがつっているように見せたシルエットや、アシンメトリーなレイヤード感を演出したカットソーなどは、すべて自身の普段着を乾燥機にかけたり、引っ張ったり、3カ月洗わず着続けるなどしてベースとなる型やニュアンスを作っている。価格帯はアウターが6万~8万円、スエットやカットソーなどのトップスが2万1000~3万6000円、パンツが3万5000~4万円、ウエストポーチが1万5000円。またシルクのパジャマシャツ(5万円)とパジャマパンツ(4万6000円)は、ラッパーのKOHHとコラボレーションしたもの。袖口にはKOHHの腕のタトゥーと同様、“楽”の文字が刺しゅうされている。

 高橋がブランドの立ち上げを決意したのは半年前だった。「フードライターの人はきっと料理を作っているし、音楽誌の編集者はバンドをやった経験があるはず。自分はスタイリストなのに、なぜ服を作ったことがないのだろうと疑問をもったのがきっかけ。自身の体型をよく見せるシルエットや、服に好きなテイストの“隙”を加えるなど、素直に着てみたいと思う服だけを作っている。自炊している感じ(笑)」。5月9日から開催したお披露目には大手百貨店やセレクトショップも訪れ、好評だった。しかし会社は立ち上げず、個人でブランドを運営していくという。「まずはただ好きなモノを作ったという感じで、PRや運営方法などは検討中。インスタグラムのメッセージでオーダーを受けるぐらいの気軽さでやっていきたい」。