ファッション

ファッションは更新できるのか?

 昨年8月、フィルムアート社から「ファッションは更新できるのか?」と題した本が出版された。慶應義塾大学環境情報学部の水野大二郎准教授や弁護士、ファッションブランドのプロデューサーなどの有志グループが2年に渡り実施したワークショップの成果をまとめたもので、コスプレイヤーや小さいコミュニティで活動するデザイナーを“野生のデザイナー”と位置づけ、新しいファッションの担い手に位置づけた意欲作だ。既存のファッション業界の枠組みでは彼らをデザイナーとして認めるかどうかに異論はあるだろうが、ファッション不況が常態化する中で、“ファッションを更新すること”について、今ほど関心が高かった時はない。「WWDジャパン」12月19日号では「ファッション4.0」と題し、第4次産業革命とも称される“インダストリー4.0”という新しい産業界の潮流に沿って、新しい服の作り方にフォーカスした。“ファッションを更新すること”について、こうした新しい服作りの潮流も大きな手がかりになるだろう。

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