ファッション

アジアの顔となる唯一無二のカルティエ 銀座ブティックがオープン

 リシュモン ジャパンは、カルティエ 銀座ブティックを9月28日にオープンする。同ブティックはアジア最大の売り場面積を誇る、アジアの顔となる旗艦店だ。オープンに先駆けて、26日にメディア関係者に向けて内覧会を開催した。

 このブティックの場所は、もともと「カルティエ」の銀座2丁目ブティックがあった場所であり、2003年にオープンし、07年にリニューアルを経て、新たに2年の歳月をかけて“カルティエ 銀座ブティック”として生まれ変わった。これまで旗艦店としての役割を果たしていた銀座・並木通りのブティックは、カルティエ銀座 並木通りブティックとして、これまで通りの営業を続ける。

 カルティエ 銀座ブティックは、地上3階、地下1階の4フロアで構成され、計約1000㎡の広さだ。1階のグランドフロアは、ジュエリーに加え、初のハイジュエリーを集積した専門のサロンを設ける。2階は時計、3階はダイヤモンドをメーンとするフロア、地下1階はレザーグッズや筆記用具類などのアクセサリーを揃える。カルロ・ガリリオ=リシュモン ジャパン カルティエ プレジデント & チーフ エグゼクティブ オフィサーは「このカルティエ 銀座ブティックは、モダンとトラディショナル、日本とフランスの融合を象徴しており、銀座に調和することができた。アジアにおいてこれほどホスピタリティー、サービス、ヴィジョンを感じ取れるブティックはない。唯一無二のカルティエブティックだ」と話す。

 同日には、点灯セレモニーが開催され、女優の宮沢りえが登場し、オープンを祝した。オープニングセレモニーに登場した宮沢りえは、「銀ぶらはよくするが、ファンの一人としてブティックのオープンを心待ちにしていた。セレモニーに参加できてうれしい」とコメント。

 カルティエ 銀座ブティックは日本におけるハイジュエリーのデスティネーション(目的地)となり、日本で初めてハイジュエリーのコーナーを有する。この店のオープンを祝して、同社は新作ハイジュエリーコレクション“カルティエ マジシャン”を世界に先駆けて日本で披露する。カルティエが新作ハイジュエリーを日本で発表するのは170年近い歴史始まって以来、初めてのこと。会場となるのは、上野の東京国立博物館・表慶館で世界各国から上顧客を招き10月中旬に受注会を開催予定。最終日となる10月23日には500組1000名に一般公開する(CARTIER.COMから応募)。昨年5月に京都で開催し大きな成功を収めた受注イベント「カルティエ ロワイヤル」をさらに上回る規模になるという。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。