2019年に再開業した渋谷パルコの目玉ともなった、アニメやゲームのキャラクターショップなどが集まる6階は、IPを売り場と体験に編集する商業施設の新たなモデルとなった。25年度の6階売上高は前年度比119%と、渋谷店全体の同116%を上回って成長。22年度比では2.7倍に拡大し、渋谷店全体の来館理由にも大きく寄与している。(この記事は「WWDJAPAN」2026年5月11日号からの抜粋です)
百貨店とのグループ連携による広がりも見込む
パルコが“体験価値提供施設”として各店で掲げるのは、普遍性、地域性、独自性の3つだ。世界に通じるIPを、各地に特化した新しい価値を創出する。例えば、仙台パルコの「ポケモンセンタートウホク」では、東北地方の祭りをイメージした衣装を着たピカチュウのぬいぐるみを販売し。県外から購入に訪れる客もいた。「パルコだけではデスティネーションストアにはならない。ただ、それをきっかけに仙台や東北に足を運び、地域文化に触れてもらえるなら意味がある。パルコらしいカルチャーの提案に地域性を掛け合わせることで、エリア全体の面白さが増していく」と溝口岳取締役は話す。
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