ファッション

マイケル・コースが国連世界食糧計画のアンバサダーに就任

 デザイナーのマイケル・コースが、国連世界食糧計画(国連WFP)のアンバサダーに就任した。コースは、2013年から国連WFPと取り組むキャンペーン「ウォッチ・ハンガー・ストップ(WATCH HUNGER STOP)」を通し、世界中の飢餓に苦しむ子どもたちに食料を提供してきた。今回、1000万食を達成。これらの慈善活動の功績が認められ、今回の就任に至った。同キャンペーンでは、「マイケル・コース コレクション」のチャリティー時計「100 シリーズ(100 Series)」の1本ごとの販売で、国連WFPの学校給食プログラムを通じて、子ども100人に食事提供がされている。今年も10月1日に限定腕時計「ブラッドショー」2種を発売し、食料提供と1本ごとの販売で25ドルが寄付されるという。さらには、16日の「世界食糧デー」を記念し、同月の1カ月間、世界のマイケル・コースのショップでキャンペーンを実施する予定だ。日本では、表参道店と六本木店、神戸店、福岡店で行う。今年は、女優のケイト・ハドソンのキャンペーン参画が決定した。

 コースは、「『ウォッチ・ハンガー・ストップ』はブランドのファンやお客さまからの尽力がなければ、今回の結果を達成することはできなかった。私自身も皆さまからの支援に、大きな刺激を受けている。さらに、ケイトが参画してくれることもうれしく思う。お腹を空かせたままベッドに入る子どもがいない世界の実現に向け、彼女の大きな寛容性と『必ずできる』という姿勢が新たな解決の方向性を示してくれるだろう。真の変化をもたらす上で、彼女や国連WFPの協力に感謝している」とコメントする。

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