ファッション

新進女性デザイナーがアメリカファッションを再定義 2026-27年秋冬ニューヨーク・コレクション 海外バイヤー評

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多くのバイヤーは、今季のニューヨーク・コレクションを洗練と現実性を兼ね備えた力強いシーズンと評した。レザーやシアリングをはじめとする上質な素材使い、存在感のあるアウター、また落ち着いたブラウンを軸にしたカラーパレットが多く見られた。スタイルはより上品で、ドレスアップする傾向だが、レイヤードやフリンジ、ベルベットといった要素が奥行きを加えている。それぞれが着目した注目のアイテムと傾向を紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2026年3月9日号からの抜粋です)

ブルーミングデールズ

デイビッド・ティーレブール=ファッション・ディレクター

今季のニューヨークは、特にリアリティーを感じる内容だった。多くのショーが派手な演出を避け、目的や方向性を示すアイテム提案にシフトした印象だ。トレンドよりもアイコンとするアイテムに焦点を当て、アウターもドレッシーより日常着としての着こなしが多かった。これほど洗練さと実用性が極まると、もう少しの遊び心や高揚感を求めてしまう自分もいた。

注目アイテム
とにかくコート!極寒のニューヨークで活動するデザイナーたちは防寒対策とファッション性を両立するべく、ブランケットやショール、ケープを幅広く見せ、ダッフルコートやシープスキンも多く登場させていた。またファーの復活は見逃せない。「アルチュザラ(ALTUZARRA)」の繭のようなピーコートやシープスキンのボンバージャケットはぜいたくでありながら実用的で、特に注目したい。

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