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三井アウトレットパークが九州初進出 マリノアシティ福岡跡地に2027年春開業

三井不動産と福岡地所は11月、福岡市西区のマリノアシティ福岡跡地で共同推進する三井アウトレットパーク 福岡(仮称)の建築に着工した。開業は2027年春を予定している。三井アウトレットパークは現在国内13施設、海外4施設の計17施設があるが、九州での開業は初めて。前施設のマリノア福岡は九州初の本格アウトレットモールとして2000年10月20日に開業。幅広い世代に利用されていたが建物や設備の老朽化を理由に2024年8月18日に休館し、両社が共同で建替え計画の検討していた。新施設はマリノアシティ福岡のアウトレット棟を建て替えるとともに一部の既存建物を再活用し、敷地面積約2万5800坪、店舗数200を有する九州最大規模のアウトレットモールを目指す。

九州最大となる約200店舗

計画地は福岡都市高速の姪浜ランプから一般道を利用し約3㎞の距離にある。最寄り駅である福岡市地下鉄空港線の姪浜駅は福岡空港駅から約25分となり、福岡空港、博多駅、天神からの交通利便性も高い。

施設の延床面積は約3万5600坪となり、地上2階建ての新築商業棟、既存リニューアルの地上4階建商業棟、地上6階建ての立体駐車場と地上4階建てのリニューアル立体駐車場で構成。インターナショナルブランドからセレクトショップ、スポーツ、アウトドア、キッズブランドのアウトレット店舗のほか、飲食ゾーンも設けバラエティー豊かな約200店舗をそろえる。ほか、海辺の豊かな環境を活かした広場には、イベント利用が可能なステージを設置する。

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