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「デサント」、新丸ビルの店舗を2倍に増床 シューズやアーバンユニホームライン充実

デサント(DESCENTE)」は6月27日、東京・丸の内の新丸ビル4階にある店舗を増床リニューアルオープンした。売り場面積は約151平方メートルと、リニューアル前の2倍以上に拡がった。“ラボ(実験室)”をイメージしたクリーンな内装が特徴で、強化中のシューズや、アーバンユニホームラインと位置付ける“デサント オルテライン アイオー(DESCENTE ALLTERRAIN I/O”などの品ぞろえを強化している。

スキーが原点にあるブランドとして、店舗奥の壁面には、早朝のゲレンデのピステンを思わせるストライプ模様を表現。手仕事ならではのムラがある左官仕上げがポイントだ。また、床の一部にはログハウスのような組み木も採用。無機質でシャープなイメージの中に温かみを添えている。レジ前にはソファも置いた。

横長の店舗の中央部分のファサードには、ガラスウォールにシューズを陳列している。シューズは「ゆくゆくはカテゴリー単独での展開も視野に入れている」という強化分野で、透湿防水素材と「ヴィブラム(VIBRAM)」ソールを採用した“ヴェルサー(VERTHER)”(2万2000円)や、アウトドアシューズ“モジュラライズ(MODULARIZE)”(2万4200円)などをラインアップする。

同フロアに「サロモン」、
「ザ・ノース・フェイス」も出店

シェルジャケットの“クレアス”(6万500円)や、5月の月間販売点数がブランド内で1位だったという日本製ポロシャツの“オリエリ”(1万7600円)など、看板アイテムである“水沢ダウン”に続くヒット商品が順次育ってきた。それらをカラーバリエーションをそろえて提案。アーバンユニホームラインの“デサント オルテライン アイオー”では、従来よりも軽い素材感のセットアップ(ジャケット3万5200円、パンツ2万4200円)をラインアップした。

週末のアウトドアシーン向けの本格的なシェルジャケットや、ランニングやトレーニングに対応したウエアもそろえる。メンズのイメージが強いが、ウィメンズも1ラックで展開している。

新丸ビル4階には、国産ダウンブランドの「ナンガ(NANGA)」が4月に出店。今夏にかけ、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」の都内最大店舗や、「サロモン(SALOMON)」もオープン予定だ。

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