ファッション

「アレキサンダー ワン×H&M」は前代未聞の盛り上がり! 渋谷店の先頭客にインタビュー

 「アレキサンダー ワン×H&M」の発売を明日に控え、日本で販売する渋谷店、新宿店、銀座店、名古屋松坂屋店、心斎橋店では、昼間から行列ができる"異常事態"となっており、デザイナーズコラボ10周年の記念の年に、過去最大の盛り上がりを見せている。セキュリティの確保のために警備員が出動し、通常は当日朝に配布するリストバンドを前夜から配り始める店も出るなど、前代未聞の状態となっている。

 渋谷店では、5日23時の時点で、行列客は250人を超えた。行列の先頭に並んだのは、静岡から来た、韓国人留学生の兄(28歳)と弟(26歳)の兄弟だ。大学で国際関係を学ぶ、日本語が堪能な兄に聞いた。

WWD:どこでこのコラボを知った?
先頭客:コラボレーションのニュースは日本や韓国のネットニュースで知った。

WWD:過去のコラボ商品発売の際には?
先頭客:並ぶのは実は初めて。今回はやっと時間が取れて!これまで「マルニ(MARNI)」「ヴェルサーチ(VERSACE)」「メゾン マルタン マルジェラ(MAISON MARTIN MARGIELA)」とのコラボアイテムは欲しかったけれど、授業やアルバイトで時間が取れずに並べなかったので、ネットのオークションで中古品を買っていた。

WWD:今日は何時に並び始めた?

先頭客:11時30分に並び始めた。韓国の「H&M」では2日前に並ぶ人がいると聞いていたので、心配になり、早めに来ようと思って。今朝、静岡から東京に移動し、渋谷店に直行した!

WWD:狙っている商品は?

先頭客:グレーのスエット、パーカ、リュックなど。兄弟で来たので、2人で効率的に買えるように、すでに作戦を立てている(笑)。

WWD:予算は?

先頭客:2人で28万円!

WWD:今後、デザイナーズコラボに期待することは?

先頭客:ラフ・シモンズとのコラボ。

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