ファッション

ビヨンセのサプライズ登場で騒然!甥っ子のランウエイデビューにド派手ルックで駆け付け

2024-25年秋冬ニューヨーク・ファッション・ウイーク期間中の2月13日、ブルックリンで行われた「ルアール(LUAR)」のファッションショーに、ビヨンセ(Beyonce)が姿を見せた。11日にラスベガスで開催されたNFL最大の祭典「第58回スーパーボウル(Super Bowl 2024)」でニューアルバムのリリースを発表したばかりとあって、サプライズ登場に居合わせた来場者は驚きを隠せず、SNSでも話題を集めた。

黒服の来場者が多い中、ド派手のスタイルで現れたビヨンセ。「ガウラヴ グプタ(GAURAV GUPTA)」の24年春夏オートクチュールコレクションから、スパンコールとクリスタルをあしらったシルバーのブレザーを着用し、最近のマストアイテム、カウボーイハットをグレーでコーディネートした。手には、シルバールックに合わせた「ルアール」のアイコンバッグ“アナ(Ana)”。ショー開始直前に到着したこともあって、わずかなスペースに着席した。

今回、ビヨンセが「ルアール」ショーに駆けつけたのは、モデルとしてランウエイデビューを果たす甥のダニエル・ジュレズ・J・スミス・ジュニア(Daniel Julez J. Smith Jr.)を応援するため。ショーでは、袖に毛皮をのせたオーバーサイズのレザージャケットを着用し、堂々たるウオーキングを披露した。

スミス・ジュニアは、ビヨンセの妹であるソランジュ・ノウルズ(Solange Knowles)と元夫のダニエル・スミス(Daniel Smith)の息子で、幼いころからソランジュやビヨンセと公の場に姿を現していた。モデルを始めたのは3歳のとき。祖父のマシュー・ノウルズ(Matthew Knowles)が経営するミュージック・ワールド・エンターテイメント(Music World Entertainment)が制作したヒップホップにインスパイアされたおもちゃの広告に出演した。

なお、スミス・ジュニアを起用した「ルアール」は、ブルックリン出身のラウル・ロペス(Raul Lopez)によるブランド。ロペスは、かつて日本でも人気を集めた「フット・バイ・エアー(HOOD BY AIR)」をシェーン・オリバー(Shayne Oliver)と共同設立したメンバーだ。現在は、1990年代にルーツを持つ“メトロセクシャル(Metrosexual)”をコンセプトにコレクションを発表している。丸いトップハンドルが特徴のハンドバッグ“アナ”がヒットし、2022年度「CFDAアワード(CFDA Awards)」アクセサリー・デザイナー部門を受賞。2023年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)では、ファイナリストに選ばれた。

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