ファッション

LVMHの「ショーメ」がパリ五輪のメダルを公開 エッフェル塔に使った鉄製の盾をあしらう

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)傘下の「ショーメ(CHAUMET)」は、今夏パリで開催される夏季オリンピック・パラリンピック(以下、パリ五輪)のメダルを発表した。「ショーメ」がパリ五輪に関する委員会と協力してデザインしたメダルは、1889年に完成したエッフェル塔に使用され、改修工事中に収集した鉄で作った18gの六角形の盾を中央にあしらったデザイン。盾はファセットカットで描いた光線で囲まれ、パリの別名として知られる「光の都」を表現している。反対の面には、オリンピックのメダルには勝利の女神のニケやギリシャのパルテノン神殿を描き、パラリンピックのメダルにはエッフェル塔を下から見上げた様子を描いた。パリ五輪では、合計5084個のメダルを授与予定だ。

パリ五輪のトニー・エスタンゲ(Tony Estanguet)会長は、「これらのメダルは、まさにパリの2024年を表している。大会で最もシンボリックなメダルと、パリを象徴するエッフェル塔を結び付けたものだ」とコメント。またLVMHのアントワン・アルノー(Antoine Arnault)LVMH ヘッド・オブ・コミュニケーション&イメージは、「グループとパリ五輪の最初の具体的な成果」だとしている。

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