
広告なのに広告ではないように装うSNS投稿も、10月からは「ステルスマーケティング」。ファッション&ビューティ企業も、ステマ規制を正しく理解することが必要です。そこで「WWDJAPAN.com」は、企業のSNSやインフルエンサー・マーケティングを担うLIDDELL(リデル)に協力を依頼して、業界あるあるなシチュエーションの「ステマかも!?」なクイズを出題。室木おすしのマンガで楽しくステマ規制を学び、講じるべき対策を伝授します。
ケーススタディ8
メーカーJは、ブランドサイトにインスタグラムの一般ユーザーの投稿を転載(埋め込み表示)しています。転載する投稿は、「世界観や表現がブランドコンセプトにあっているもの」「CMで打ち出しているキャッチコピーにあわせて、機能や特徴を表現しているもの」で、いずれも投稿者の許諾を得て表示しています。ブランドサイトには、選定条件などは記載していません。
これは、ステマ?それともセーフ?
つまりステマに該当します
メーカーJは一定条件で選定した投稿を転載しているので、「第三者の投稿を恣意的に抽出」したことになり、「投稿内容の決定に関与した」に該当します。
ステマに該当させないためには、ブランドサイトに「〇〇(定めた選定条件)なユーザーの投稿を表示しています」と注釈を入れることが必要。あたかも「世の中みんながこう思っている」と一般消費者を誤認させないことが必要です。
室木おすし/イラストレーター・漫画家 プロフィール
(むろき・おすし)建築家という響きに憧れ建築の大学に入学するも、直線がうまく引けないため挫折。卒業後、渋谷アートスクールに入学。24歳の時、フリーのイラストレーターに。3児の父で、著書に「貴重な棒を持つネコ」「君たちが子供であるのと同じく」「悲しみゴリラ川柳」がある。オモコロライターとしても活躍
LIDDELL
COMPANY PROFILE:SNS・インフルエンサーマーケティングのパイオニアとして、インフルエンサー3万人と共に、6000社を超える企業との取引実績を誇り、多くのSNSトレンドを創出。「個人の影響力を、人々の未来のために。」をミッションとして掲げ、企業と個人が対等に取引できる社会の実現を目指す